ZV-1 PR

ZV−1 インターバル撮影(タイムラプス撮影)設定

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インターバル撮影時の設定は、明るさに応じて変更する必要があります。この記事では、ZV-1を使った明るい時間帯のおすすめ設定を紹介します。

ZV-1本体でタイムラプス動画を作ることは出来ないので、インターバル撮影で静止画(素材)を撮影して、パソコンの編集ソフトで動画を作成します。

インターバル撮影の方法ですが、まず、露出があまり変化しない明るい時間帯で実践してみましょう。ZV-1ほかに、三脚が必要になります。

タイムラプス動画は、動きのあるものを撮影するのが基本ですので、雲などを構図に入れて風景を撮影してみましょう。

1)三脚にZV-1を固定
2)タイムラプス動画の映像にモーションブラー(動きあるものを撮影した時に生じる”ボケ”や”ブレ”)を付けたい時は、シャッタースピードを遅くする必要があるために内蔵NDフィルターを有効にします。
3)モバイルバッテリーを接続(ZV-1はバッテリー容量が小さいため、長時間撮影には、必須です)USB給電をしても、本体バッテリーは少しずつ消費されるので、連続撮影できるわけではありません。

<毎回必要な設定>
1)「写真モード」に設定
・Aモード(絞り優先):雲が出たり消えたりして露出が変化する時
・Mモード(マニュアル):夜など明るさが一定の時
2)手ブレ補正を「OFF」に設定
3)ファイル形式を「JPEG」に設定
4)JPEG画質を「エクストラファイン」に設定
5)JPEG画像サイズを「L:20M」に設定
6)縦横比を「3:2」に設定
7)長秒時NRを「切」に設定
8)自動電源OFF温度を「高」に設定

<カメラの露出設定>
1)水平垂直をとる
2)Aモード(絞り優先)に設定
3)ISO感度を設定
・明るい時間帯は「ISO100」に設定
4)絞りをパンフォーカスになるように設定
・ZV-1は1型センサーなので「F4.0」が最適
5)被写体に合わせてNDフィルタを入切する
・車や人が動くシーンを撮る場合は、シャッタースピードを0.5秒位まで伸ばせたほうが良いがこの場合は別途外付けNDフィルタ(ND400程度)が必要
6)ホワイトバランスを撮影状況に合わせて設定(オートにしない)

インターバル撮影設定
1)インターバル撮影を「入」に設定
2)撮影開始時間を設定
・すぐに開始したい場合は「1秒:初期値」のままでOK
3)撮影間隔を設定
・被写体の動きに合わせて設定、雲の動きなら、10秒程度が最適
4)撮影回数を「9999」に設定
・停止は手動で行う
5)AE追従感度を「低」に設定
6)撮影間隔優先を「入」に設定
7)必要に応じて、メモリーに登録

撮影間隔の目安
・人や昼間の車の流れ:2秒
・夜の車の流れ:5秒程度
・雲の流れ:5〜10秒位
・夕方から夜の撮影:10秒位

シャッタースピードとNDフィルターの目安
・人や昼間の車の流れ:0.5秒(ND400程度)
・夜の車の流れ:4秒前後(ND8程度)
・雲の流れ:1/5秒〜1/2秒程度
・夕方から夜:絞り優先モード

シャッタースピードによる写真の効果→公式HP